真我・ハイアーセルフ
体外離脱をはじめて経験したときは、所謂アストラル界といわれる世界に行くことがほとんどで、自分の寝室や家の周りで活動します。このアストラル界は、現実とよく似ておりますが、真我やハイアーセルフの声を聞くことはあまり多くありません。真我やハイアーセルフというのは、拡張された自己で、エゴ(変性自我)を超越した神と呼んでもいいものです。通常の自我意識からは到底知ることが出来ないような高度な霊的な情報を教えてくれます。
真我やハイアーセルフと交信できるときはとても深いレベルの体外離脱や瞑想状態にいるときです。真我やハイアーセルフと交信できたときは、神なる自分の部分を感じるため、決まって、とても強い神々しい感じやバイブレーションを受けます。伝えられる内容も非常に霊的に高度な内容で、自分の霊的な成長を助ける目的のものだけが与えられます。伝えられる言葉の調子も非常に厳かなものです。まるでTVや昔の映画で出てくる神の声のような調子なのです。
面白いことに真我やハイアーセルフと交信するときは、私の場合はいつも後頭部(小脳の近辺)がまるで蛍光灯が灯ったように、活性化します。そしてこの後頭部(小脳の近辺)からまるでなにか電波を受信するかのような感覚で情報を受け取る(チャネルする)のです。通常アストラル界で与えられる情報は、シンボル(暗喩)としての意味合いが強く、それが実際には何を意味しているかということを一旦解釈する必要があります。しかし霊的に高度に進んだ意識体からの情報は、非常にストレートであり、言語も明確ですので、それそのものを単に理解すればよいです。ポイントをはっきりと捕らえた表現なので議論の余地が無いといった感じです。
もし私が昔のヨーロッパの人であれば、真我やハイアーセルフと交信したときはまさに「神託をうけた」と感じるでしょう。通常のチャネリングや霊聴、体外離脱のときのテレパシー受信とは明らかにバイブレーション(波動)が異なるのです。