パラレルワールド(平行宇宙)
パラレルワールドとは平行世界または平行生とか呼ばれるものです。精神世界で論じられているには、現在の自分とはすこし異なる自分であり、実現してはいないが宇宙にはポテンシャル(潜在的)に存在する可能性をもっている自分であるというような解釈をしております。
最近のSFではこのパラレルワールドの概念がたまに登場してくる場合があります。例えばスターゲートやタイムラインなどの映画に出てくる平行宇宙など。これらの平行宇宙の概念は全く荒唐無稽なものではなく、量子物理学の多世界解釈といわれるものがその根拠になっていたりします。簡単に言うと昨日黒い靴を履いて外出したが、茶色の靴を履いて外出した別の可能性の自分がどこかこの世界とは違う平行宇宙に存在するという考え方です。
パラレルワールドと似たものだと思いますが、霊界旅行では、現在の自分の人格とは違う別の人格へ、すっぽりと入り込んでしまうという奇妙な経験をすることがあります。自分とは異なるアストラル体の身体に入ると、今もっている自分の記憶がなくなり、一時的にその別の人格の記憶が突然入ってくるというものです。そしてその別の人格の記憶からその場の生活の状況やその別の人格の人間関係などがわかってしまいます。脳自体が別人格のものに取って代わるかのような経験をするのです。これはなにかとても奇妙に感じられることですが、私も何回か確かに経験しました。その別人格の人生は過去生かもしれませんし、それとはまったく別のパラレルワールドのような人生かもしれません。
このようなパラレルワールドの世界は私自身が半信半疑の状態で、これに関して書かれた文献もまだあまりないため、よく判らない点が多く、あまり確かなことはここでは断定できないといったところです。