金縛り

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[金縛りとは?]ここで金縛りについて詳しく触れたいと思います。金縛りはよく経験する人と、ほとんど経験しない人があります。体脱の練習をはじめたり、瞑想・気功の練習をしていると所謂「金縛り」という現象に出くわすときがあります。「金縛り」というのは、「意識はあるのだけれど、身体が全く動かなくなる」状態のことをいいます。 私も体脱する前はよく経験していましたが、体脱することを覚えたら、「金縛り」になる必要が無いと分かったので、もうこの現象は実質的に無くなってしまいました。正確にいうと「金縛りにならなくなった」というよりは、「金縛りの状態になる前に体脱するようにしたため、結果的に、経験しなくなった」といったほうが良いでしょう。

[金縛りは絶好のチャンス!]基本的に「金縛り」の状態は、細胞の波動が非常に高まった(フォーカスレベルや気のエネルギーが上昇)ときに起こりますので、体脱をしようと思っている人には、大変有難いチャンスなのです。あとほんの一歩で「体脱」する状態なのです。このことをまず確認してください。だから「金縛り」の状態になったら「絶好のチャンスが来た」と思うようにしてください。しかしながら殆どの人は、この現象を厄介なものあるいは非常に恐ろしいものと考えています。しかもこのときに「いろいろなおぞましいものを見た」とかいう話が非常に多いです。この理由を説明します。


金縛りは体脱状態に入るためのいわゆる"関所"と考えよう!

[霊的世界の法則とは?]体外離脱をするとそこはもう「霊的な世界」です、いろいろな点で、「物理(物質)的な現実」とは大きく異なる法則に則って世界は動いています。もちろんあなたもこの世界の法則に従わなければなりません。
1)この世界の一番特徴的な法則は「あなたの意識がこの霊的世界自体を作り出している」ということです。あなたの考えや行動が変わるとこの世界の現実は飴のように変化してしまいます。物理的な現実では「自分の意識に対してなにも責任をとる必要はなかった」のですが、この霊的な世界に一歩踏み入れたとたんに、あなたは「自分の意識に完全に責任を取らないとならない」ということになるのです。
2)もう一つの特徴は、「大小の差はあれど、あなたは全ての存在と繋がっており、それらの存在を自分と切り離すことは出来ない」ということです。
この二つの特徴的な法則から、あなたは今まで経験しなかった、奇妙な現象にたくさん遭遇することになります。素晴しいことや高次の霊的存在に遭遇したり、困ったことや恐ろしい人にも遭遇するかもしれません。

[金縛りを克服する!]「金縛りの状態」でストップしている人は、この新しい霊的世界に踏み込む、最後の関所(入り口)に引っかかっているようなものです。金縛りの状態では既にこの霊的世界に片足踏み入れています。「自分の意識が現実自体を作り出している」世界であり、「全ての存在と繋がり自分と切り離すことが出来ない」という世界です。ここで怖がったり、嫌だなと思うとまさにこの意識を反映する世界を作ってしまいます。ですから「金縛り」になって怖がったりすると「怖いもの、怖い人、怖い声」を見事に作り出してしまうのです。しかしながら、この様な状態になっても、「実はまったく怖がる必要はないのだ」と解るようになります。それは次のような意識の変化が生じて来たときです。 「この世界では"自分の意識が世界を作っている"だから自分が"得たい世界を得るには自分の意識を変えればよい"」と心底気付いたときです。この時からあなたは、「現実」よりも「自分の意識」が先にあるということ。「自分の意識」を変えることによって「現実」が変わることをこの霊的世界で実際に体験するようになります。

[社会意識から来る思考方法]今までは「見知らぬ人や状況を安易に信頼しないように」と社会から教えられてきたとおもいます。なぜならそこでは(自分の意識に関係なく)「悪いことをする人」、「敵意を持った人、「危険な状況」というものが存在し、それらに対抗あるいは自分を防衛するために、知らない人には絶えずなにがしかの「疑い」を持ち、いざとなれば相手と「闘い」、危険な状況には「警戒する」必要があったのです。しかし体脱後の世界では、このような考えや意識を強く持っていると、とんでもない目に合ってしまいます。なぜなら「信頼しない」「恐れ」「疑い」の意識を強烈に持っていればいるほど、そのような霊的世界が来るからです。

[新しい思考方法]ですから、このような望まない霊的現実と遭遇したくなければ、ただ、あなたの意識を「不信」、「恐れ」、「分離感(他と繋がっていない)」、「非許容」といったものから「信頼」、「愛」、「一体感(他と繋がっている)」、「許容」といったものに変えれば良いのです。霊的世界がどんな悲惨な状況であれ、あなたの意識や行動が「信頼」、「愛」、「共存」、「許容」に基づくものであるならば、この霊的現実はすぐに力を失ってしまい、あなたからこの霊的現実が消えていってしまいます。これはよくニューエイジの本に書いてあるような「例え話」ではなく、実際にあなたが「金縛り」や「体脱」のときに経験する(霊的世界の)事実です。これが「金縛り」を克服したり「体脱後の世界をうまく作っていく」コツなのです。「あなたという存在は、このことを本や人の話などの単なる知識として知るのでなく、実際に経験するためにここまで来た」ということに気付かれるでしょう。これは心の深い部分(魂)からの欲求なのです。