純粋霊・高級霊
純粋霊や高級霊が住む霊界は、所謂低次元の霊界(修羅界、餓鬼界、宗教界、地獄界)の想念を克服した世界です。地球の想念エネルギーは(神と自己との)分離の概念を基本としており、その概念が基となり怒り・憎しみ・死の恐怖・競争・闘争・論争・非難・貪り・執着・支配・被支配・盗み・殺し・戦争などのエネルギーが生まれているところです。ですので通常であれば人間がこのような高次の霊界にいくことは非常にまれであるとおもいます。
その世界に行くためには、人間意識の特徴である分離の概念を離れ、その正反対の「無条件の愛」や「共存・助け・癒し」の想念エネルギーを完全に体現していなければならないからです。しかし、たまにではありますが、ガイド・守護霊に導かれそのような高次の霊界を垣間見せてくれる場合があります。ここではこのような世界やそこの意識体について紹介いたします。
わたしが最初にこのようなものすごいエネルギーを持つ意識体とコミュニケーションできたのは、地球レベルのアストラル体で活動していたときでした。ふと私のアストラルボディーの手を引っ張る存在がみえ、強く私のアストラル体の身体を引っ張って行きました。すぐにわたしは地球の引力圏からはなれて宇宙のようなところに連れて行かれました。
そこにはなにか強力なエネルギーのネットワークのような景色が見えました。ネットワークの交差するところはまるで神経細胞のような感じで、すこし太くなっており、そこに個々の意識体が存在しているような感覚を覚えました。
わたしはその強力なエネルギーのネットワークになかをすごいスピードで移動していっているのがわかりました。このとき自分の身体は肉体のように固体化されたものでなく、純粋な霊的なエネルギーとして存在していました。例えていうと、自分がエネルギーの大波のようになった感覚でした。
肉体の身体のような部分はもはやなかったのです。ネットワークになかをすごいスピードで移動するときに、そのジャンクションに相当する部分に到達するごとに、ものすごい大きな大津波のようなエネルギーが自分エネルギーの身体に激突して、バーン・バーンというような感じで、大きなエネルギーと大きなエネルギーが波がぶつかり合うような感じで移動していきました。
このときはもう自分の限界をこえるような強力なエネルギーの受けてほとんど死にそうなくらいになっていました。その大きなエネルギーとぶつかり合うたびにそのエネルギーの意識体がもっている意識・感情・経験などが自分に直接感じられるのがわかりました。このときは自分の限界をはる超えるような究極のオープンさ(開放度)を試されているような感じでした。
このようなすごいエネルギーレベルでのコミュニケーションはもちろん生まれて初めての経験であり、このコミュニケーションは電光石火・雷の光のように、何体も何体も繰り返されました。ほんとうにあまりの高エネルギーで自分が死んでしまうような感じでした。やっとのことでこのエネルギー体の体当たりによる、電光石火のコミュニケーションが終わりかけた頃、遠くの方からある意識体の声が聞こえてきました。その声はなにかまだ未熟で小さい存在である私を知り、ワッハッハッハーというようないたずらっぽい大声を出して笑っていました。
その後肉体の身体にやっとのことでへとへとになって戻ってきましたが、そのときはものすごいことになっていました。なにか身体が神々しいとても強力なバイブレーションに包まれ、身体からは神々しさの湯気(?)が噴出しているような感覚になりました。その後数分間はとても素晴らしい感覚に包まれ至福の時間を過ごすことができました。